子会社への貸付金に対しては、為替先物予約等のリスクヘッジはできません。
子会社から貸付金の返済等があり、実際にキャッシュフローが発生し、この入金予定のドルに対して先物予約をすることはできますが、ドル建て貸付金に対する決算期末の評価替えは会計的な処理であり、為替予約はできず、まさに運任せです。
一時的な評価の問題であり、気にしなくてもいいという考え方もありますが、決算で為替差益が膨大にでれば、それに対して30%の配当を約束しており、無視はできないと思います。
12月末の為替レートは158円でした。
因みに各四半期末レートは下記のとおりです。
3月末:151円
6月末:161円
9月末:142円
12月末:158円
ここの米国子会社に対する貸付金は420百万ドルと巨額です。
この貸付金は各四半期末レートで評価替えする必要があり、同社の為替差損益に大きく影響します。
第1四半期為替が151円→161円と円安となり、54億円の為替差益を計上しました。
しかし、第2四半期は161円→142円となり、▼
お気に入りのキーボードで大変お世話になってるが、買いにくいな
地合い悪くなければ、こんな押し目も作らず戻していくんだろうが・・
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LINE : sai677
桑木志帆優勝。帽子にTOPREマークついてました。株価も負けずに上げてくれ。
24年3月期の4Q決算短信にヘッジ会計に関する注記があるから、為替予約とヘッジ取引は普通にやってると思いますよ。
為替差損益は主にアメリカ子会社に対する貸付金から生じたものだと、去年の中間決算説明動画で話してた記憶があります。しょせん内部取引によるものだから、為替差損益は業績予想に織り込んでいないのでしょう。
海外子会社への外貨建貸付金が、為替リスクにさらされるのです。この親子ローンは連結消去されるから、短信の貸借対照表では分からない。期末の短信に単体の貸借対照表があるので、見てください。低利の円調達で海外投資をするんだけど、投資家としては、金融人材のいない部品会社に過大な為替リスクは求めていない。価値創造にリスクをとって欲しい。
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