7122近畿車輛

金融所得課税強化を示唆する石破氏が自民党総裁に選出されて日経平均先物が急落しましたね。

前も書き込みましたが石破さん関連で鉄道関連銘柄がワンチャン来るかなと期待しています。

四季報にもしっかり下期は好採算案件減少。期ずれ分と部品販売で膨らんだ前期の押し上げ要因なくなり、営業益大幅反落。為替差益は縮小。 と記載あるね。１Q見て今期業績にワンチャン期待してる勢はまだ買わない方がいいかもね。

この銘柄、空売り凄いですね。 per94倍だからですか？

受注残高が急増した2014にエフィッシモが投資したが、結果は大損 受注の増加が業績に結び付かず、利益が読めないし、円高は米国の利益を減少させ、逆風 2017年のような多額の受注損失引当金を突如計上し、自己資本比率が大幅に低下するリスクもある

下期に納入される近鉄の新型車両の販売額が98億円とすると、年間予想売上高に占める割合は30%。この30%の販売が赤字で上期の利益を食いつぶし、年間では全体で収支トントン、というのが一つのシナリオですかね。

最近は株主資本の数％分の配当をします、というDOEという考え方が流行っていますが、それでみると50円配当はDOE=1.1%です。これは極めて低いです。 利益が出ない年には、せめて3%＝130円に上げればいいのではないでしょうか？

付け加えると、2024年5月10日の日経電子版の記事によると、近鉄は「24年10月から奈良線、京都線、橿原線、天理線に4両12編成を導入し、投資額は98億円に上る。」とあります。単純計算すると、一両あたり価格は2億円になります。 また、中長期的な近鉄の車両入れ替え需要について言うと、近鉄は、昭和40年代に製造した車両459両について、2024年度以降利用状況を見極めた上で必要分を順次新型車両に置き換える計画です。現在までに置き換えが決定した車両は116両(2024年度48両、2025年度68両

次のようなことだと思います。 コロナ禍の頃は車輌製造の棚上げにより工場稼働率が低下して原価アップとなった。 去年は工場は普通に稼働し、また、コロナ禍前に製造したものを納入したので影響なし。 今年はコロナ禍の頃の車輌製造の棚上げにより納入件数が減少するので売上が減少する。 受注が回復してますので、来年以降も工場は普通に稼働するものと思われます。また、コロナ禍後に製造したものが来年以降順次納入されていきますので、来年からは損益は大きく改善するものと予想しています。

コロナ禍の頃はそれを理由に下方修正連発してたのに去年は影響なく、今年は影響を受ける。難しい。